こんにちは。
仮想通貨大好きトレーダー 雨宮はじめです。
この記事では
・仮想通貨の送金方法がわからない
・自分が送金した仮想通貨が、確実に相手の元に届くか心配・・・
・そもそも「送金」「出金」ってどう言う意味?
といった初心者の方に向けて、わかりやすく仮想通貨の送金方法について解説していきます。
実は仮想通貨を送金するのは超簡単です。
1送金先のアドレスを出金アドレスの項目にコピペする
2送りたい数量を入力する
3送金ボタンを押す
たったこれだけ!
初心者がやってしまいがちなミスなどを防ぐための方法もご紹介していきますね。
それではいきます!
この記事の目次
仮想通貨の「送金」「出金」ってどういう意味?
仮想通貨における「送金」とはウォレットと呼ばれる仮想通貨のおさいふから、別のウォレットに仮想通貨を送ることをいいます。
また、仮想通貨における「出金」とは、自分のウォレットから仮想通貨を出すことを言います。
仮想通貨における出金はウォレットからお金を出して、別のウォレットに移すことを意味しますので、仮想通貨における「出金」は「送金」とほとんど同じ意味くらいに考えても支障はないと思います。
そのため仮想通貨を送金する際は、取引所の「出金」の項目をクリックすることが多いです。
どういう時に仮想通貨を送金するの?
大部分の個人投資家の方は、他の取引所でしか扱っていないアルトコインなどを入手するために自分が持っている仮想通貨をその取引所に「送金」し、自分が持っている仮想通貨と入手したいアルトコインをトレードするといった使い方がメインになると思います。
また取引所で購入した仮想通貨を安全に保管するために、ハードウォレットなどに移し替える時にも「送金」は必須です。
もちろん友人や取引先などに仮想通貨を送りたい時に「送金」することもあるかとは思いますが、一人で仮想通貨投資を始めようとしてる方も「送金」機能は頻繁につかうことになります。
他にも仮想通貨を使ったWebサービスや、ICOの際にも「送金」は使用します。
仮想通貨の正しい送金方法!
1送金先のアドレスを確認してコピーする
2出金元の取引所で必要項目を入力する
の順序で送金します。
順に見ていきましょう。
▼送金先のアドレスを確認してコピーする
取引所から取引所に送金する例として、ここではZaif(国内取引所)からバイナンス(海外取引所)へビットコインを送金する過程を見ていきましょう。
バイナンスにログイン後、サイト上部にある「Fands」にカーソルを合わせて、「Deposits」をクリックしましょう。(国内の取引所の場合、入金というボタンをクリックするとアドレスを確認できます)
すると入金したい仮想通貨を選べる画面があらわれるので、ここではBTC(ビットコイン)をクリック。
下の画像のように自分のビットコインのアドレスが表示されたら成功です。
バイナンスのようにボタンをクリックするだけでアドレスがコピーできる取引所もあります。
「Copy Address」をクリックしてアドレスのコピー完了です。
▼出金元の取引所で「仮想通貨の出金」の項目をクリックする
次に仮想通貨を出金したい取引所のサイトに行きましょう。(ここではZaifを例としている)
まずZaifにログインしたらサイト上部にある「入出金」をクリック。
以下のような画面になったら、「出金」をクリック。
するとビットコインの送金画面があらわれます。
「出金アドレス」に先ほど確認した送金先のアドレスをペースト。
「出金金額」に送りたいビットコインの数量を入力します。
「出金手数料」はなにも入力しなければ通常料金(Zaifであれば0.0005BTC)がかかりますが、自分で任意の手数料を設定することもできます。
(手数料が高いほど早く着金しやすいです)
最後に二段階認証を導入されている方はGoogle認証システムなどのアプリから適切な数字を入力しましょう。
最後に「出金」ボタンを押して送金手続きは終了です。
あとはバイナンスのウォレットに送金したビットコインが着金するのを待ちましょう。
仮想通貨を送金する際の注意するポイントって?
何よりもアドレス間違いには一番気をつけなくてはいけません。
アドレスを間違えたまま送金してしまったら、着金しないまま永久に取り戻せなくなると思っておきましょう。
必ず手入力ではなくアドレスをコピーをし、余計なスペースなどが入らないようにします。
またビットコインを送金するのに、間違えてビットコインキャッシュ(アルトコインです)のアドレスに送金してしまったりすると、最悪送金したビットコインが消えてしまうことがあります。
絶対に送金先のアドレスが他の仮想通貨のものではないか確認しましょう。
また仮想通貨の送金には手数料がかかります。
送金したい額しかウォレットに入金されていないと、手数料分が引かれた数量が送金されてしまうので注意が必要です。
送金したい額+手数料分をウォレットに入れておきましょう。
仮想通貨を受け取るにはどうしたらいいの?
自分のウォレットのアドレスをコピーして、相手に教えるだけです。
アドレスは文字列、またはQRコードが選べます。
QRコードでしたらアドレス打ち間違えなども起きませんし、アプリで読み取るだけで簡単に送金を行うことができます。
仮想通貨の送金には何分くらいかかるの?
ビットコインですと20分以上(送金詰まりを起こしてる時は数日かかることもあります)、
アルトコインですと最短で1分程度で送金が完了するものもあります。
リップル(XRP)、リスク(LSK)、イーサリアム(ETH)は送金スピードが早いことで有名で、取り扱ってる取引所も多く使い勝手が非常にいいです。
参考までにリップル(XRP)、リスク(LSK)、イーサリアム(ETH)の送金速度を見てみると、
リップル(XRP)・・・1分前後
リスク(LSK)・・・2分前後
イーサリアム(ETH)・・・10分前後
もちろん送金の混み具合や支払う手数料によっても結果は変わっていますが、ビットコインより明らかに送金速度が早いのがわかります。
送金手数料が安い取引所ってどこ?
圧倒的にGMOコインです。
GMOコインはなんと全仮想通貨の送金手数料が無料!
頻繁に仮想通貨の送金をされる人はGMOコイン一択かと思われます。
他取引所の主要通貨の送金手数料は以下の通りとなります。
GMOコイン
BTC 無料
ETH 無料
XRP 無料
bitbank
BTC 0.001BTC
XRP 0.15XRP
ETH 0.005ETH
bitflyer
BTC 0.0004BTC
ETH 0.005ETH
LSK 0.1LSK
DMM bitcoin
BTC 0.0008BTC
ETH 0.001ETH
Zaif
BTC 0.0005BTC
ETH 0.01ETH
▼GMOコインは、いまなら口座を開設するだけでビットコインが無料でもらえます。
高速送金ってなに?どんな時につかうの?
高速送金とは手数料を上乗せして支払う代わりに、送金処理が優先的になされるサービスのことです。
簡単にいうと早く送金できるということですね。
使用用途はさまざまですが例えば・・・
なんて場合に高速送金が便利になります。
上手に高速送金を活用してトレードの期間損失をふせぎましょう。
送金状況を確認するにはどうしたらいいの?
送金したのがビットコインでしたらBLOCKCHAIN(https://www.blockchain.com/ja/explorer)などのサイトを使うことで、自分の送金情報を確認することができます。
送金した時に付与されるトランザクションID(TXID)をコピーしておきます。
トランザクションID(TXID)とは送金の受付番号のようなもので、取引所やウォレットの送金履歴に記載されていることが多いです。
コピーができたらBLOCKCHAINのサーチの欄にトランザクションIDのペーストして検索することで自分の送金状況が確認できます。
検索結果で「確認」という文字が出ている場合は送金が正常に進行していることを意味します。
「未確認」の文字が出ている場合はまだ送金処理が行われていません。
「確認」の表示が出るまで気長に待ちましょう。
送金したのがイーサリアムであればEtherScan(イーサスキャン)を利用することで同様のやり方で自分の送金情報を確認できます。
また送金したのがリップルであればRipplecharts(リップルチャート)を利用することで送金情報を確認することができます。
EtherScan(イーサスキャン) https://etherscan.io/
Ripplecharts(リップルチャート) https://xrpcharts.ripple.com/#/
着金しない時の原因と対処法って?
基本的に送金詰まりが原因なことが多いです。
結論から言うとひたすら待つ以外に特に解決方法はありません。
上で書いたように自分のトランザクションを確認をできるサイトで自分の送金状況を確認しながら辛抱強く待ちましょう。
トランザクションが「確認」されているのに一向に着金しない場合、残念ながらアドレス間違いの可能性があります。
アドレス間違いが原因で着金しない場合は99%返ってきません。
後悔しないためにも必ず少額で送金テストしてから、送るようにしましょう。
仮想通貨を最速で送金する裏技ってあるんでしょ?
手持ちの仮想通貨をリップル(XRP)などの送金が早いアルトコインに一時的に変えてから送金することで、高速送金を利用するよりもさらに早く送金することが可能です。
上でも紹介しましたが送金の速さに定評のあるアルトコインの着金にかかる時間は以下の通りです。
リップル(XRP)・・・1分前後
リスク(LSK)・・・2分前後
イーサリアム(ETH)・・・10分前後
手数料を多めに支払う「高速送金」より、送金の速さに定評のあるアルトコインに手持ちの仮想通貨を一度変えてから送金した方が早い場合があります。
非常に急いでる時などに使えるテクニックです。
イーサリアムの送金の時に出てくる「ガス」ってなに?
「ガス」はイーサリアムの送金時に使う燃料のようなイメージで考えると理解しやすいです。
「ガス」の価格を高くすればするほど、また「ガス」を積めば積むほどはやく送金することができます。
要するにイーサリアムの手数料は
「ガスの価格×ガスの量」
で計算され、高ければ高いほど手数料も高くなりますが、着金までのスピードが速くなります。
しかしガスの量は送金してみてはじめて必要な量がわかるもの、要するに送金前にユーザーが把握できるものではないのです。
ですがとんでもない数のガスの量が勝手に積まれて、手数料が支払えないレベルのものになってしまったら大変ですよね。
なのでユーザーは最大これくらいだったらガスを積んでもいいよ、というガスの量の最大値を決めることができます。
これをガスリミット(Gas limit)と言います。
よってユーザーはガスの価格(これをガス価格=Gas Pliceといいます)とガスリミット(Gas limit)をかけあわせた
ガス価格(Gas price)×ガスリミット(Gas limit)
によって送金にかかる最大の手数料を設定することができます。
まとめると以下のようになります。
「イーサリアムの送金にかかる最大手数料=ガス価格(Gas price)×ガスリミット(Gas limit)」
まとめ
今回は仮想通貨を安全に送金する方法について説明しました。
今回の記事を読んでいただいた方は、下の記事もあわせて読んでいただけるとより、仮想通貨についての知識が深まると思いますよ。